きれいな腕振りを導くストレッチ

腕を動かすためには肩を大きく振ればいいのではありません。腕振りのポイントは腕を引く動作にあります。この腕を引くために重要なのが肩甲骨です。

肩甲骨周りのストレッチ

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  • 両足を肩幅程度に開き、前かがみになって右手甲を背中に回します。
  • 手の甲を背中に着けたままを背中をゆっくり伸ばします。右肩前側と鎖骨の下部分がストレッチできます。
  • 左手を上げてひじを曲げ、右手をつかみます。
    同様にもう片方も行います。

肩甲骨や胸の筋肉が凝り固まっていると、肩関節全ての動きが悪くなり、腕がスムーズに動きません。肩甲骨がしっかりと動くようになれば、腕振りもラクに行えるようになります。

背中に置く手の甲の位置は最初は腰(背骨に重ねる)、背中、肩甲骨の真ん中と徐々に手を上方に移動するようにして可動域を広げましょう。入浴時に行うと効果的です。

イラスト:月山きらら


小山内映子 監修
小山内映子

フィットネスインストラクター
NPO法人らくらく健康隊理事長

プロフィール
東京女子体育大学卒。中学・高校保健体育教員免許。NPO法人らくらく健康隊理事長、ビート&キックス主宰、Gボール協会セミナーリーダー、(財)体育施設協会トレーニング指導士、ゴールドジムスタジオディレクター。1971年、1973年国体出場。1987年よりトレーナー/フリーインストラクター開始、フィットネスクラブ・キックボクシングジムで指導する傍ら1989年特別養護老人ホームにて高齢者指導を開始(介護施設実務25年)。